MOUNTAIN HARDWEAR HARAJUKU

SHOPPING HARDWEAR
with 山仲間[七海&根本 絵梨子]

普段から一緒にフィールドでアウトドアアクティビティを楽しむ仲間同士をお店にお呼びし、その人らの活動やどんなアイテムにフォーカスするかを掘り下げていく連載企画。今回は被写体とカメラマンという間柄で知り合い、山を通じて意気投合したモデルの七海さん、写真家の根本絵梨子さんに登場して頂いた。

メンバー紹介


メンバー紹介(写真左から)

MODEL・ACTOR 七海さん
モデルとしてブランドビジュアルや雑誌の表紙を飾り、近年は俳優として映像作品やCMなどにも多数出演。生まれは古い街並みと豊かな自然を残す岐阜県高山市で、登山ガイドをする父の影響で幼少期から山が身近にあり、昨年には自身でもガイド資格を取得。
@yamaumi07

PHOTOGRAPHER 根本 絵梨子さん
広告や雑誌など、幅広い分野で活躍する写真家。幼少期に山の魅力に触れ、一時は距離が離れていたが大人になり再熱。山小屋で働いたり、海外のロングトレイルを歩いたりとさまざまな経験をし、現在では山を自身のライフワークとしている。
@neeemooo


ふたりの出会い

-"女三人寄ればかしましい"などと古くから言われるが、山という共通項で繋がった2人なら、登山はもちろんプライベートや仕事のことなどで会った途端、会話に花が咲く。その姿はまるで数年来の友だちのようだが、話を聞いてみると出会ったのはつい最近なんだとか。

七海:去年の秋に浅間山の外輪山を一緒に歩いたのが初めてで、だから初めましてが山。

根本:でした。当時、私が山を歩けるモデルを探してて、でも本当に歩ける子がよくて……。それでモデルの友だちで一緒にノルウェーやアイスランドを歩いた子に「他にもプライベートで山に登ってる子いる?」って聞いたら返ってきた答えが七海ちゃんだった。

七海:そうなんですね、嬉しい。私は岐阜県の高山というところの生まれなんですけど、父が登山ガイドとして活動してるんです。その影響で小さい頃からよく山に連れてってもらって、大人になって改めて山にハマり、登山ガイドの資格も取得しました。それで、より山の解像度が上がった感じで、新しい山の楽しみ方を探り中です。

PHOTO BY NANAMI

根本:私も同じ。物心付く前から家族に山に連れて行ってもらってたのが山のキッカケだったと思う。七海ちゃんのことは元々気になってはいて、ガイド資格も持ってるし、一緒に山行きたいなって思ってて。それでちょうど頼める仕事があったから、依頼を掛けてオッケーしてくれ、念願かなって一緒に山に行けました。

PHOTO BY ERIKO NEMOTO

七海:あの登山は印象的でしたね。ちょうど秋頃、そん時に唐松の紅葉がめちゃめちゃ綺麗で。なんか私、多分人生の走馬灯で絶対景色流れるぐらいすごい印象的で、なんか秋は絶対にそこはマストで行きたいなって思った。めっちゃ綺麗。あんな綺麗に紅葉することないですよね?

根本:多分1番いいタイミングで行けたと思う。

七海:あの時以降、なんかなかなか予定合わずで一緒に行けてないですけど今年は絶対一緒に行きたい! 根本さんは最近、どんな山に行かれましたか?

根本:私は最近で言うと、ゴールデンウィークに青森の八甲田山に、バックカントリースキーに5日間ぐらい行って滑ってきた。山登りだけじゃなくて自転車やハンモック、渓流釣りとか山に関わることはとりあえずなんでもやりたくて。バックカントリーも夏だと藪がすごくて入れないところにも雪が積もったらその上歩けて、冬にしか見れない景色の写真を撮りたいから移動手段として始めたんだけど(笑)。


ロングトレイルのすゝめ

―久々の再会にも関わらず山の話題で盛り上がるふたり。話は七海さんが興味津々なロングトレイルの話題へ。

七海:すごく色々な経験をされてるんですね。私はそれこそ根本さんみたいにロングトレイルに挑戦したいですね。最近は日帰りや1泊2日で山に行くことが多くて。それだと、なんかこう日常を引きずって、すぐまた日常に帰ってくるみたいな。でも、ロングトレイルならどっぷり自然の中で生活をするから、なんか1回、体の細胞を全部入れ替えられそうで。その経験をこれからできたらいいなって思ってます。

根本:長く歩くのは良いよね。私が1番長く歩いたのは70日間。ニュージーランドのテ・アラロア※の半分を南に縦断しました。最後は3日で終わるところを1週間くらい掛けてゆっくりのんびり歩いたから70日かかってるんだけど、普通なら60日くらいで歩けると思う。それが自分の中で1番長い。1ヶ月も歩くと、体も足もアスリートみたいになる(笑)。

※マウイ語で"長い道のり"を意味するニュージーランドのロングトレイル。島の北端から南端を縦断するルートで、総距離は3,000kmに達する。

七海:それ体験してみたい! やっぱロングトレイルの足になるんだ…そうなりたいな。私の足じゃない!…みたいな。

根本:たまにその時のいい足が見たくて、その頃の写真を見返しちゃう(笑)。アメリカのハイカー用語でも” トレイルレッグス”というのがあって、後で調べたら実際1ヶ月くらいでそのトレイルレッグスって言うのが出来上がるらしい。私も実際1ヶ月ぐらいで変わって、歩くことに必死だったのが当たり前になった感じだった。

七海:すごい! やっぱり歩き続けることによって出来上がる足なんだ…うん。

店内ディスプレイ


ロングトレイルのギア選び

ーロングトレイルの話題で盛り上がるふたり。気になるアイテムもやはりソッチ系で……。そんな中、今回の商品説明を買って出てくれたのは店舗スタッフの武田さん。

七海:根本さんはロングトレイルのギア選びで気を付けてることってありますか?

根本:私の場合は撮影機材とかもあってベースウェイトが他の人の2倍くらいになっちゃうからザックやテント、シュラフなどのギアをできるだけ軽くする。さっき話したニュージーランドだと渡渉なんかも多く当時はショーツで行ったんだけど、めちゃくちゃトゲトゲの植物で傷だらけになるからロングパンツが欲しくなる。でもそれだとダブルで荷物を持たなきゃ行けないからこう言う裾が取れるタイプも選択肢としてはアリだと思う。

ピークランブラーコンバーチブルパンツ

七海:確かに! 夜冷える時とかも、この裾を付ければいくらか防げるだろうし。

武田:そちらはピークランブラーコンバーチブルパンツです。ウィメンズでは、ショーツとロングタイプを取り揃えています。コンバーチブル機能はありませんが、ストレッチ素材の軽快な履き心地でランなどのシーンで使う方もいらっしゃいます。

ピークランブラーコンバーチブルパンツ 試着

七海:ロング良いですね。ファッションが好きだから、それを街で着た時にも対応できるか的なのも割と見ます。そう言う意味ではロングパンツは街でも山でもツーウェイで着れそうだなって。登山のパンツって、なんかスタイリッシュでシュッとしてるものが多くて、シティには向かないじゃないですか。でも、これくらいのシルエットなら自然に馴染む。しかも、この裾のボタンでシルエットを変えるっていうのもすごく良いなって。

根本:私はショーツかな。いつもロングトレイルなら短パンにTシャツだから、七海ちゃんが試着したシャツとショーツの組み合わせで、自分なら歩きそうだな。あと、色も良い。実はさっき試着したオクタ※を使ったエアメッシュフーディが気になってて。軽いし暖かいから、多分1個は持っていくだろうな。コレのパープル系とめっちゃ相性が良さそう。最近紫にハマってる。

※従来の中空糸を超える、吸汗速乾・軽量・遮熱/断熱・嵩高など様々な機能を併せ持ったポリエステル繊維。保温性と通気性の両立により運動時のオーバーヒートを抑えながら身体を冷えから守る、行動するための保温着として活躍する。

エアメッシュフーディ

七海:私もこの組み合わせめっちゃ好き。山だったらこのカラー×カラーの組み合わせが全然成立する。うん、むしろその方が可愛い(笑)。

武田:でしたら、同系の柄生地を採用したサンドリフトクーリングショートスリーブシャツもセットアップ風にできるのでオススメです。生地は接触冷感の"HEIQ COOL"、防臭効果の"HEIQ MINT"、さらには"UPF50"と言ったテクノロジーが組み込まれているのもポイントです。

サンドリフトクーリングショートスリーブシャツ

七海:ミントで消臭するんだ! 確かにミントの香りがする。私、嗅覚が犬級だから、匂いって結構ストレスで…。

根本:ロングトレイルでそんなこと言ってたらって思うけど、消臭効果があるとないとで全然違う。ちゃんとした洗濯が1週間くらいできないから、川で洗って適当に干すだけでも匂わないものの方がいいな。

サンドリフト ディテール
サンドリフト ディテール

武田:洗濯の面でもサンドリフトはオススメです。半袖、長袖共に首元にループが備わっていて、カラビナなどで引っ掛けて干すことが可能です。また、乾くのもすごく早い生地で、汗を掻いてもサラッと感が続くので長袖とかでも張り付きづらい。

七海:なんか職業柄、あんまり真っ黒焦げに焼けられないから、こういう風に日差しが強い時は、袖を伸ばしてツーウェイで着れるのは嬉しい。

根本:長袖は背中がベンチレーションメッシュになってるんだ。

武田:長袖は細かい箇所も結構変わっていて個人的にもオススメです。ポケットはフラップ付きだったり、首元の日焼けを防げるよう襟を立て易くなっていたり。今着ているのはメンズモデルなのですが、リラックス感を演出したいならこちらの選択肢もアリですね。


ふたりの山計画

ーさて、お店のアイテムを通してまだ見ぬ山に想像を膨らませるふたりに今後の計画を聞いてみると…なかなかに壮大な計画が。

根本:ロングトレイルかどうかは分からないんですけど、海外の山には行きたいよねって話はしてて。

七海:魅力的なところがいっぱいあり過ぎて、まだ場所は絞れてないけど。

根本:ジョージア、ネパール、カナダが候補。ジョージアはコーカサス山脈がヨーロッパアルプスっぽいんだけど空いてそうで良くって、ネパールならアンナプルナかマカルーの周りをグルッと数週間歩いて、カナダならバンフ国立公園あたりに凍った湖や川を滑りたくて…。

七海:何それやってみたい! だって、私の好きな『エターナル・サンシャイン』って映画に、湖を走って行って寝っ転がるシーンがあって、自分でもやりたいって思ってたんです。そうすれば人生のやりたいことリストがひとつ埋まる(笑)。でもそうなると冬か~どんどんハードルが上がってくるな。まずはどっかでしっかりとトレーニングしないと。

根本:ちなみに、ネパールでも凍った湖見に行けるよ。でもトレッキングならベストシーズンは乾燥している10月か11月。凍った湖となると6月…あっ今の時期(笑)。

七海:う~ん、そうなるとやっぱりカナダかぁ。

根本:冬物を追加で選ばないとね。

七海:でも、でも、同じところで季節をめぐるのもなんか楽しそうだとは思う。冬の感じと夏の感じ、絶対違うだろうし。

根本:カナダの秋は絶対に綺麗だと思う。

七海:紅葉、楓、唐松も綺麗そう…。


山、ロングトレイルの魅力

ー最後に、買い物を楽しみ今後の登山計画を熱く語るふたりに山の魅力を聞いてみると…。

七海:私は山が自分のチューニング場所だと思ってて。なんか、都会にいると刺激が多すぎて、割と心の火で多めなタイプだから結構疲れちゃったりする。だから、一旦そういうのしがらみを忘れ、私は何が好きだっけ? 私は何をしたいっけ? みたいなのを再確認しに行く。あと、山に行くと体は疲れてるはずなのに、すごい体軽くなってクリアになって帰ってくる感じがする。なんかそんな感じにリセットできるのが、山の魅力の1つだし、私にはすごい必要。

根本:私も同じこと言う(笑)。

七海:やっぱ同じ属性のタイプだから(笑)。

根本:うん、そうだと思う。私が山を始めたのは、アシスタントしてて自分の時間がなくてもういっぱいいっぱいで…そんな時に友だちに八ヶ岳縦走に連れてってもらってハマったんだ。私も常に考え過ぎちゃって、自分らしい写真を作品だったり仕事で求めるんだけど、自分らしい写真ってどれだっけ? みたいになる。頭の中をリセットしたら本来の自分が出てくるんじゃないか? 何も惑わされていない自分が出てくるんじゃないか? って思って山にたくさん行ってた。チューニングじゃないけど、頭の中を本当1回真っ白にしたくて。

七海:うん、一緒だ、同じ!

STAFF HINAKO TAKEDA

根本:だからロングトレイルめっちゃ合ってると思う。多分、すごい好きだと思う。私もテ・アラロアを歩いている時の自分が1番調子が良くて好きだった。(心も身体も)無駄なものがなくなってスッキリしてた。なんかもう全てのものを愛せるみたいな感じで(笑)。

七海:確かに、あの雄大な自然を目の前にしたら、自分の悩みとかミジンコのように思えるじゃないけど、まぁ、なんとかなるかって思える感じしますよね。

根本:悩みがなくなるのはそうだと思う。頭の中がスッキリして、自分が考えたいことを考える時間ができる。普段街にいると必要のないことも考えちゃうから、それがなくなる…。

七海:そうですよね。早く歩かなきゃとか、電車に間に合わないとか…。

根本:ね、そう言うのを一切考える必要ないじゃないですか。

七海:合ってると思う。好きだと思う。私、素質あるって言うことで、やっぱり始めるっきゃないですよロングトレイル。

まだ見ぬロングトレイルに想いを馳せる七海さんと、良き先輩として導いていく根本さん。お似合いなふたりがどんな山行を見せてくれるのかぜひ注目したいところだ。

STAFF HINAKO TAKEDA

STAFF HINAKO TAKEDA
登山はもちろんキャンプやダイビングなど、さまざまなアクティビティを嗜むアウトドアガール。最近は1人でアジア旅行を楽しんでいるらしく、ロングトリップで使うギアに困ったらぜひ彼女へ相談!

SHOP INFO

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