『Hyper Lamina Spark』が米国BACKPACKER誌
"EDITOR'S CHOICE 2015"を受賞
- 投稿日:
- 2015.05.22
「Radical Thinking(先鋭の発想)」のもとに、これまでに数々の革新的なプロダクツを生み出してきたマウンテンハードウェアは、この春、化学繊維タイプのシュラフ「Hyper Lamina シリーズ」を発表しBackpacker Editor's Choice 2015を受賞しました。
今までの化繊シュラフにはない「高い圧縮性」と、「保温性」と「軽量性」のバランスとが評価され、米国でも栄誉ある同賞を化繊タイプのシュラフが史上初めて受賞しました。
そんな『Hyper Lamina』シリーズのこれまでにない革新的な3つのテクノロジーについてご紹介します。
「高い圧縮性」を可能にし、"コールドスポット"をなくすウェルデットラミナ製法
一般的な製法では、バックに中綿を封入する際、中綿が片寄らないように表地と裏地を縫い合わせボックス構造を造ります。しかし、この製法では縫い目部分の中綿が薄くなり、そこから冷気が入り込む"コールドスポット"が生まれてしまい、冷えの原因となるのが弱点でした。
一方、ウェルデットラミナ製法により生地に中綿を直接溶着することで、中綿の片寄りを防ぐことを実現しました。縫い目を無くすことで、冷気侵入の原因となる"コールドスポット"の発生を防ぐだけでなく、化繊タイプのシュラフの弱点であった収納時の圧縮性の低さを解決し、携帯性および軽量化も実現しました。
ゾーン別インシュレーションで「保温性」と「軽量性」の両立
身体のパーツを複数のゾーンに分けて中綿の量を変える「ゾーン別インシュレーション」を採用しました。冷えを感じやすい体幹や足元の中綿量を多くし保温性を高め、それ以外の部分の中綿を減らすことで軽量化とのバランスを図りました。
快適さを生み出すセンターファスナー
腹部まで伸びたセンターファスナーにより、シュラフに下半身を入れたままでも活動することができます。朝晩の冷え込みが強い時でも、食事をはじめテント内での時間をあたたかく快適に過ごすことができます。