汗をかいても、ウェア内のジメジメが続くことはなく、乾いていく感じがする。予想したよりも不快感がなく、夕方になってもウェア内に湿気がないので汗冷えすることもなかった。高い防水透湿性を持つと言われているメンブレンを使用しているシェルよりも、透湿性が良いことは間違いないようだ。
これまでにはなかった、即効的な透湿性をマウンテンハードウェアは実現した。また、ポケットやジッパーなど機能的にも優れ、着心地と機能性のバランスが良いのも特徴的だ。スタンダードシルエットの《ミナリスト》か、リラックスシルエットの《コンパルション》か。どちらにしても、購入時の選択肢に入れておくことをお薦めする。

DRY.Q ELITEを使ったウェアはこれまでも使っており、雨に降られても撥水性・防水性に優れていることは知っていた。洗濯しても撥水性が落ちることがなく、マウンテンハードウェアは耐久性の面でも優れているという印象を持っている。今回は、「コンパルション3レイヤージャケット&パンツ」と「ミナリストジャケット」のテスト。訪れたのは、春の立山だ。
強い日差しが注ぐなか、一の越方面へハイクを開始。間もなくしてアンダーウェアが汗に濡れ、ウェア内の温度が上がる。しかし、ある時点から、それ以上は不快にならないことに気づく。さすがに暑いなぁ、と思ったところで風を感じる、完全防水・防風のウェアなので外から風が入ったのではない。ウェア内の熱や湿気が排出さたことで、暑さや湿気感が和らぎ楽になった。それは、驚きの瞬間だった。

望月 隆
T.M.N.テレマークスクール代表 長野県飯山市生まれ テレマークスキー歴27年 1996年ノルウェースキースクール公認テレマークスキーインストラクター資格を取得。日本テレマークスキー協会 指導員検定会デモンストレータ・検定員歴任。日本テレマークスキー協会指導員も務める。

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