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2時間ほどのハイクで放山のピークへ。気温がぐっと下がり、吹きさらす風が顔を刺す。しかし、ベンチレーションのファスナーを閉めれば、風はシャットダウンできる。湿気は通すのに風は通さないのだ。湿気が逃げるということは、体温も逃げてしまうのではないか?という疑問は完全に払拭された。これが、DRY.Q ELITEの力か!アウトドアメーカーが本気で作ったウェアは、やはりひと味違う。
どんどん標高も上がり、風も強くなってきた。さっきまでは暑く感じていたが、今度はやや冷えてくる。そんな目まぐるしく変化する状況の中でも、素早くベンチレーションを締めることで、冷たい風をシャットアウトできる。 2日目は、出発時は晴天だったものの後半はやや雨も降ってきたが、防水性の高さを体感することができた。DRY.Qには、マウンテンハードウェアのテクノロジーが凝縮されている。

マウンテンハードウェアは、文字通り「マウンテン」に焦点を合わせてきた。そんな彼らが、アウトドアシーンで求められる快適性、機能性を追求して生み出したのがDRY.Qテクノロジーである。その性能をフィールドでテストした。 妙高を訪れたのは4月16・17日。1日目の天候は薄曇りだが、時々日も差すコンディション。放山をハイクアップしながら、ポイントを探しながら歩く。
まず「ミナリストジャケット」は、透湿性が抜群である。汗をかいた瞬間から湿気が出ていく感じが体感できた。ジャケットの重さ、質感も絶妙で、動きやすく、耐性が高い。バックカントリーで充分な機能をもちながら、ややルーズめでハイセンスなカッティングがいい。ストレスなく開け閉めができるベンチレーションも魅力的だ。止水ジッパーではないが、個人的には動きやすさの方が重要である。 また、「コンパルション3レイヤージャケット&パンツ」も、ハイクアップ時に汗をかきすぎた時の不快感がなく、透湿性の高さを体感することができた。

阿部雅彦
1969年4月8日生まれ、神奈川県出身。創刊50周年を迎えた『Ski(ブルーガイドスキー)』をはじめ、『POWDER SKI』『大人のスキー』『ニッポンのゲレンデ』『ファミリーゲレンデガイド』『SnowBoarder』等、読者の志向に合わせた雑誌を発行。パウダーとローカルスキー場をこよなく愛する。スキー以外には、ロングボードサーフィン、マラソン、サッカーを嗜み、最近ではトレイルランニングに挑戦。

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