3月末の、ニセコでのバックカントリースキー取材。春に向かって、雪が割れ始め、立ち入り禁止の場所が多くなってきていたが、まだニセコアンヌプリの山の積雪は十分にあった。初日は、足慣らしとして花園スキー場エリアのオフピステゾーンを滑った。この日、気温は例年に比べると高く、シュプールで切った雪は、ロールとなって転がるような状態。滑っていても体が熱くなるようだった。熱くなり過ぎる時は、脇下ジッパーを開いて体温調節を行った。
2日目は、寒気が戻って、カリカリのモナカ雪、アンヌプリ山頂へ登り、北斜面を滑った。山頂はマイナス気温で風が強かった。ヘルメットの上からフードを被り、オフセットされた止水フロントジッパーを上げれば、快適な環境を作り出すことができた。3日目は、夜半から降り出した雪が積もり、今シーズン最後のパウダースノーを楽しんだ。舞い上がる雪は、ジャケットの面をすり抜けて行く。慌ただしく変わる環境の変化に対して、ミナリストジャケットは十分に応えてくれた。

マウンテンハードウェアのドライステインジャケットを、2011年のウィンターシーズンから使ってきた。防水透湿性を持つドライQエリート素材のジャケットは、初期、後期の湿気のある雪でも内側の湿気を外に出し、ドライに保ってくれる。厳冬期においても、ドライ効果は、内部の暖かさを作り出してくれた。今回、着用するミナリストジャケットは、以前のモデルからさらにバージョンアップされた作りになっている。

丸山剛
1962年生まれ、フリーカメラマン。山岳以外にも海のボート釣りや源流釣りなど、厳しい環境での撮影をこなす。フィールドを選ばないオールラウンドなカメラマン。著書に「日本尺名渓 天然大イワナの楽園」「ボート釣りがある日突然上手くなる」(つり人社)がある。

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