欧州安全規格を意味するヨーロピアンノーム(EN13537)は、欧州域内で定められたスリーピングバッグに関する統一規格ですが、次第に世界規模で取り入れられつつある温度評価基準です。公的な検査機関によって認定される温度評価は、異なる環境条件下、異なる性別の人々の標準体感を表示しています。

  • 快適温度
  • 最低温度
  • 限界温度
  • 快適温度(t-comfort)スリーピングバッグに入ったときに標準的な成人女性が寒さを感じず、快適と思える室外の最低温度を表しています。
  • 最低温度(t-limit)スリーピングバッグに入ったときに標準的な成人男性が寒さを感じず、快適と思える室外の最低温度を表しています。
  • 限界温度(t-extreme)スリーピングバッグに入ったときに標準的な成人女性が耐えることのできる限界温度。極限状況での使用を想定した評価で、一般的な登山者には推奨できない温度評価です。「t-comfort」、または「t-limit」の温度評価を推奨します。

マウンテンハードウェアが考える製品温度評価について

マウンテンハードウェアでは製品の一貫性を補償するため、欧州安全規格ヨーロピアンノーム(EN13537)だけの温度評価に留まることはしません。すべてのスリーピングバッグは、ヨーロピアンノーム、フィールドテスト、ならびに伝統的にもっとも信頼できる温度評価方法であるダウン品質とダウン量によって温度評価を決定しています。

マウンテンハードウェアでは、華氏0度°C(摂氏約マイナス18度°C)以下の温度に対応するスリーピングバッグには、ヨーロピアンノーム温度評価基準を利用していません。それは、ヨーロピアンノームにおけるテストの性格上、華氏0度°C以下の温度域では精度が正確でなくなるからという理由です。